らなる堂

音楽

思考メモ#4(音楽ストリーミングについて)

結局迷った挙句にSpotifyにしました。

 

理由は音質です。なんかApple Musicだと高音域とか低音域以前にマスターの音量が小さい気がします。"ミュージック"アプリ特有の微妙な音質だと何となく不満足。

Spotifyも圧縮音源なんでぇ、とことん拘る人にはどっちも同じようなもんなんでしょうけどぉ(ネットリ)、EarPodsで聞いても微妙なのはちょっとねえ

 

あとはiTunesの使い勝手の悪さですね。

Apple Music導入初期から言われていたことですが、iCloudライブラリをアクティブ化するとパソコンからiPhone上のCDから取り込んだ音源が削除できなくなります。

iPhoneの"ミュージック"アプリで直接ちまちま削除するのも手ですけどめんどくさいんじゃ。既存の音源と住み分けがキチンと為されている方が良いと感じた次第です。

 

それにしてもSpotifyApple Musicよりも洋楽が多いと言われておりますがホントでしょうか。

なんでもかんでも聞けるというのもアレですが、Ry CooderとかTom Waitsのライブ盤とかはApple Musicの方が多いし、Canなんてオリジナルアルバムが1枚(しかもInner Space/Out of Reach)と"The Single"しか登録されてません。

It Can Dead Show.

要するにこれは最近はやりのEDM系おんがくの量が多いということなんでしょうか。

 

全部揃ってない方がCDを買ったり借りたりを楽しむ余地があるので、まだ物理フォーマット至上主義から抜けてないぼくには丁度良いかもしれません。

Spotifyについては、もっと古い音源、特に流通量の少ないライブ盤とかをもっと挙げてくれると貧乏人にはありがたいですね。

 

 追記:デッドヘッズな方はSpotifyをオススメします。ライブ音源てんこ盛りです。

思考メモ#3

Apple Music 無料トライアル4日目。

だんだん節操が無くなってきた

今のところ1アーティストorバンドにつき1枚とか縛りを入れているが、いつまでもつのやら

 

実験音楽系は買っても大して聞かないからダウンロードでええかと思ってしまう

こういう音楽ほど音質が求められているということはわかってはいるつもりだけど

 

聞く音楽が多いと何だか1曲ごとの集中力が薄れてくる まずい

思考メモ#2

Apple Music無料トライアル1日目。まだ節度を保っている。何となくはしゃぐ気になれないのはCD買わない罪悪感か、今までCDを借りる・買うという過程(儀式・儀礼)を取ってきた自分を否定するようだからか。まあ一ヶ月もすれば罪悪感もなしにダウンロードしまくっているんだろうけど

聴きこむという行為が無くなりそうなのが一番怖い

音楽をファッションのように身につけるならわかるけど、

音楽を下着のように毎日履き替えてしまいそう

サニーデイ・サービス@日比谷野外音楽堂(2017.8.27)

覚え書きとして。

 

とにかく圧巻でございました。ジャムとかソロの競い合いとかのテクニックではなく、純粋に曲の良さと勢いで魅せてくれました。

 

MCは1曲目終わってからの「座っていいよ、椅子あるんだから(笑)」とアンコール2回目での「また次も野音で演ろうって、たまに演るのが良いんだけど(笑)」くらいで(うろ覚えです)、後は休みなくぶっ通しです。さすがプロです。熱量の高かった「さよなら!街の恋人たち」「セツナ」でヘトヘトになりそうでしたが、その分「海へ出た夏の旅」や「時計を止めて夜待てば」などのバラードが沁みました。

 

選曲としては夏終わりかけということもあってか「愛と笑いの夜」「24時」「MUGEN」からの選曲が多く、特にわたくしは「MUGEN」が大好きなので、「八月の息子」「江ノ島」でウルッとしかけました。

 

曽我部さんは「96粒の涙」以外はほぼ白いグレッチ(たぶん)を演奏しておりました。とにかく音がデカいのなんの。リードもリズムもできる強みを存分に発揮しておりました。「さよなら!街の恋人たち」での弾き倒しっぷりには燃えました。歯ギター→回転弾きとか最高でした。ギターソロの時もフィードバックノイズを組み込んだものが多く、特に「24時のブルース」での後半のソロはほぼフィードバックノイズでした。メタルマシーンミュージックですかと内心ツッコミましたけど非常に効果的な演奏だったと思います。歌の調子もすごく良かったです。相変わらずホントに良い声でした。日本のニール・ヤングですね(問題発言)

田中さんのベースも相当音がデカかったと思います。サウンドのバランス的にはちょうど良いものだったんでしょうけれど。どちらかというとこの方のベースはどこぞの敏腕音楽プロデューサーと違ってガンガン主張しまくるタイプではありませんが、音源と演奏してた人とは違う人なんかと思うくらいに疾走感のある演奏でした。音圧が違うというだけでは説明しきれない何かがあったと思います。コーラスも素敵でした。

 サポートギターの新井さんはなかなか堅実な演奏でした。もっとアドリブとか入れまくってバリバリ弾きまくるのかなーと思いきや、基本的には音源に忠実な演奏でございました。「海へ出た夏の旅」の前奏ではE-bow(たぶん)と音響系のエフェクターを用いた演奏を、「24時のブルース」「夜のメロディ」でのリズミカルなカッティングを担い、コーラスまでやってのけるなど結構な活躍ぶりでした。

 

キーボートの高野さんは基本的にリズムバッキングやストリングシンセによる助奏が主体であまり強く主張するような演奏ではありませんでしたが、確かこの方も「海へ出た夏の旅」の前奏でナゾの電子ノイズを発生させたりしておられました。ギタリスト二人がギャンギャン言わせてる中で、裏方として重要な役を担っていたのではと思います。確証が持てないのはわたしのクソ耳のせいです。ごめんなさい。あとタンバリンを振る姿がとてもステキでした。

ドラムの岡山さんは田中さんとともに化け物じみた疾走感を出しておりました。フィルインはほぼ音源に忠実なものでしたが、結構荒々しさのある演奏もお得意なようで、「セツナ」とかは原曲のセンチメンタルさはどこへやらといった叩きっぷりでした。「花火」でのスネアの抜けのいい音も印象的でした。当然勢いがあいまってテンポも暴走するなんてことはなく、非常に正確なリズムキープをなされていただけに、もっと叩きまくっても良かったんじゃあないかなと回想していますが、やっぱり程よく演るということが一番ベストなんだと思います。

 

あとはなんか思ったことを。

・野外だけにセミとかビロードツリアブをでっかくした虫とかコウモリとかおりましたがそれもまた一興です。蚊に刺されなかったのは奇跡です。

・一曲目の「今日を生きよう」では、一人でリフだけ弾いてみても全く雰囲気がでない曲だけに(「24時」全ての曲に言えることかもしれませんが)、やっぱりこのバンドの"魔法"とでも言うべきナニかを感じました。ユルさだけじゃ成り立たないナニかがあります。

・「さよなら!街の恋人たち」では曽我部さんがとにかく弾きまくったあとギター・ベース3人ともアンプに近寄りフィードバックノイズを撒き散らしておりました。まるでSonic Youthみたいだぁ...(恍惚)

・「シルバー・スター」は音源だと地味目な曲なんじゃないかと思っとりましたがお客さんは結構盛り上がってましたネ。あのバンジョーのイントロもギターで再現。

・「24時のブルース」が終わったあと「週末」で緊張の糸が切れてトイレに行ったのはわたしです。なんやスティールギターは無いんか...じゃあええかと思ったことを深く後悔しております。

・最新アルバムからは「花火」だけでした。「Popcorn Ballads」にはオートチューンを多用した曲が多く、そのままだと再現しにくいから大胆にアレンジした演奏が聴けるんじゃないかという期待はありましたが。この曲はほぼまんまでした。サビの移行が気持ちいい。

・ほぼ陽が落ちたあたりで後ろのスクリーンに映っていたモヤモヤした感じの映像は一体何だったんでしょうか。

・「One Day」の照明の演出は泣けました。あ、やっと・・・夏が終わるんやな・・・

 

 

素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。

No.3 Thee Michelle Gun Elephant "チキン・ゾンビーズ"

速くも頓挫しつつある過渡期アルバム企画ですが、今回はミッシェルです。

正直このバンドはあんまり書くことがない音楽的な背景がうんぬん言うよりも実際に聞いてみてギターの音にガツンとくればもうOKみたいな感じがありますが、なんとか色々と書き連ねて見ようと思います。

 

前作"ハイ・タイム"以前は、よく言われていることとしてパブ・ロックとの方向性を感じるということでありますが、わたくしそんなに音楽に詳しいと言うわけではないので実際にYoutubeとかで聞いてみることといたしました。Dr.Feelgoodとかのタイトなギターバッキングや這い回るベースラインは確かに通じるものがありますね(知ったかぶり)。あとはブルース進行とか。コードはそんなに動かないですね。ノリとしてはパンクよりも横揺れを取り入れた感じでしょうか。この頃のバンドの特徴はやはりアベフトシ先生の鬼カッティングであります。「シャンデリヤ」とかイかれてます。16分のカッティングってだけでキツいのに、激しいポジション移動もあいまってだいぶ人間ばなれしたテクを要しそうです。「Blue Nylon Shirts」とかなんとなく爽やかな曲もありました。まだチバ師匠のダミ声はそこまで強烈じゃないです。Tom Waitsの1stレベル。

 

今作ではベースの音圧が上がりサウンドが重くなった印象があります。音質はすっごい荒いんですけどそれも狙ったものなんでしょう。ギターのバッキングもブラッシングがやや控えめとなり、四分を基調としたリフを主体とした演奏です。スカスカした感じはやや後退しています。とりわけ変化が感じられるのは「ブギー」でしょう。バースでコードが2つしか動かずギターとベースが8分弾きを延々と繰り返します。ギターソロも早弾きというわけでもなくノイズを主体とした形です。チバ師匠の歌い方もあってダルさがたまりませんね。

逆に前作と共通性が見いだせるのは「カルチャー」でしょう。「サニー・サイド・リバー」は爽やかさ担当です。次作以降はこういうのが聞けなくなってしまうのは寂しいですねえ...。「キラー・ビーチ」はなんか違いますし。

このように、サウンド全体においても、チバ師匠のボーカルにおいても過渡期にあったことがわかるアルバムです。ポップさやユルさを抑え、強面なロックへと近づいていく姿勢が感じ取れます。その中で「ゲット・アップ・ルーシー」「バードマン」などリフのセンスに恵まれた曲を生み出すことができたのが素晴らしいです。

 

次作であるみんな大好き「ギヤ・ブルース」は完全に強面です。ザ・不良です。

チバ師匠のダミ声が神がかっております。Tom Waitsの10thレベル。

 

...クハラ先生のドラムについては"カサノバ・スネイク"以降が好きです。キャリアを重ねるごとに鋼みたいに硬質な音になってます。

 

ハッタリノイズ(ニセ警告編)

アブナイWebサイトに行くと謎のポップアップとか企業のアフィリエイトととかに飛ばされますが、ここ最近ホットなのがニセウイルス感染表示であります。4~5年前なんてせいぜいフィッシング詐欺が関の山でしたが、この頃はやり方が巧妙になってきております。インチキ日本語ならまだ笑いですみますが、タブをロック(?)されるとなかなか腹が立ちます。

こんなこと書いてると私がそんなものばかり見てるように思われてしまいそうですが(実際そうなんですが)、こないだごくフツーのニュースサイト見ようとしただけで怪しい日本語アナウンスの流れるニセウイルス感染表示が出ましたので、そのハラダチを動力にハッタリノイズ曲を製作いたしました。

 

soundcloud.com

 

サンプリング音としてボイスをテキトーに切りはりしただけです。もうちょっと凝るべきだったかもしれません。警告音としてはもう一つ「ビーッビーッ」ていうブザーみたいなのがありますがそれをサンプリングしてもあんまりおもしろくなかったんでパスしました。

 

ドラムはGarageBandのDrummer先生です。ガレバンのドラムはシーケンスで製作できないのでやりにくいですがその分Drummer先生がそれなりにいいドラムを叩いてくれるのでありがたい。

ギターは相変わらずのハッタリです。早弾きができないんでノイズ任せです。

ベースは最近買ったもので、たまーに練習していますがまあ全然ダメです。これもへなちょこスラップまかせだし。半日練習したら人差し指にでっかいタコができたんでまともに弾けませんでした(言い訳)。

 

最初はAsa-chang先生みたいなボーカルチョップを試そうとしたのですが、文章のアイデアが尽きたんで途中で放り出したものを再使用しました。イメージとしては大友良英先生率いるInvisible Bandの「スイカを持って死んだ男の夜/ラジオのように」ですが遠く及びませんでした。ただうるさいだけです。

大友先生のギターノイズには知性と熱量があります。ホンモノです。あとドラムを担当する芳垣安洋先生もだいぶ人間ばなれした叩きっぷりを披露しています。

 

みなさまもニセ警告にはお気をつけください。もし当たっちまったら冷静にプラウザバッグかプラウザそっ閉じです。

 

音声ファイルはこちらのブログ様から拝借させて頂きました。ありがとうございました。

https://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/33481665.html