らなる堂

音楽

思考メモ

・良いことと悪いことが手を取り合って押し寄せてきそうです。安心を得ようと先のことを考えると崖のふちが見えそうです。

・悪いことをフラッシュバックする癖はいつまでたっても治りません。何か不幸なり労苦を味わえば良いことが与えられて当然と考えてるフシのある私にとってその行為は何をどんな快を得る目的があるのでしょうか。

・ミーハーなもので「わたしを離さないで」を読みました。こちらも色々と自分に思い当たるフシがある話でした。生きる目的を私は時々求めますが、彼女たちのように

生きる目的=死ぬ目的なのでしょうか。生きる目的ってなんですかと人に聞かれてそんなことを口走りましたが首を傾げられたあたりもう一度考え直す必要がありそうです。

The Sea and Cakeにハマっております。1stのギターをガシャガシャいわせてサムが血圧低そうに歌うあの感じがたまりません。The Flaming Lipもそうですがヘッポコなボーカルが好きです。4thの過渡期感についてはそのうち記事にします。最新作のRunnerについてあまり触れている方がおりませんが、あのアルバムはタイトル曲に真価があると思っています。アナログシンセが利いてほどよくサイケです。走り込んだ人間がゆっくりと倒れこむような想像を一つ。

 

・夏が終わってしまいましたが一番好きなナンバーガールのライブ映像を貼っておしまいにします。何が好きかってそりゃ向井先生のZazen Boyへのファッションにおける移行が見られるからなのですが。ラストライブはなぜネルシャツにまた戻ってしまったのでしょうか。ナムヘビというアルバムはバンドの鋼のごときアンサンブルが完成したと同時に、向井先生の特異なギターワークが堪能できるアルバムでもあります。「CHIBICCOさん」での多重録音ソロ(もうこれわかんねえな)はまさに奇々怪界

単音弾きでゴリ押すかと思えば哀愁あるフレーズをペラリ。このライブでも披露されていますが、ここではだんだんとひさ子先生の弾くリフとユニゾンになる中で、ズレた音程がまた脳を揺らすのです、

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