・研究がひと段落ついたら今使ってるソフトウェアのマニュアル(?)でも作ろうと思っています。真面目にやってる方々からは間違いなく顰蹙買うと思いますし、そもそも需要があるのかどうかすらわかりませんが、自分がやってたことの記念みたいな感じのものを作りたいという気があるのです。
...というかまず僕自身がプログラミングができないんで、とりあえず問題点だけ羅列して誰かに直してもらうという他力本願寺なところが一番大きいんですけどね。フォーラムサイトに相談するのも手なんですけど英語が苦手なので
・モジュラーシンセが面白いです。フリーソフトのVCV Rackっていうのがあって(https://vcvrack.com/)、パッチケーブルをぴこぴこ繋げるあの感覚を擬似的に味わえます。シンセのシミュレーターもかなり本格的ですし、しっかり音も出ます。なにより動作が快適ですばらしい。
まだまだ勉強中なんで、機材に振り回されている感じがありますし、全然音楽になってないんですけど、多少モノにできたらSoundCloudになんかアップしてみたいです。
・去年までのバイトで稼いだ金をほぼエフェクターにつぎ込んだせいで金欠に苦しんでおります。しかも中古品ばっか買ってたんで、だんだんボロが出始めているものもでてきました。コンプレッサー(BOSS CS-3)がディストーションになった時はもう笑うしかありませんでした。
・Spotifyくんが「去年の夏聞いてたプレイリスト」を作ってくれやがったんですけど、今年聞いてる音楽と何ら変わりなく悲しかったです。でもP-MODELは今年はあんま聞いてないなあ。ちっとも夏の気分になれんよ。
・以下、最近の音楽感想文へ。
Little Feat / Dixie Chicken
精神的に余裕が出てきたからかわかりませんけど、Little Featが最近しっくりくるようになってきました。個々人の演奏に集中しても結構聞きごたえがありますし、スライドギターの参考にしたいということもあり、聞く機会が増えております。ようやく鈴木茂先生のルーツがつながったというか。
「特許」とまで言われた茂先生のプレイはこちらで。いつもよりそうとう歪ませて演奏されてらっしゃる。
ジョンスコ先生の、演奏中に「O」の字で口を開ける習性は有名ですが、
茂先生は「E」の字でしょうか。
Neil Young / Harvest Moon
叔父と会うとよくニール・ヤングの話をされるんですけど、私は"Harvest"のあたりをちょろっと聞いた程度でいつも申し訳なく思っています。ブートレグの話(一音だけフィードバックノイズが入るのが残念だ、とか)などを熱く語ってくださるんですけど、いつもサンドウィッチマン富澤たけしの「ちょっと何言ってるかわからない」のフリの前のテキトーな相槌みたいな相槌しか打てないです。この曲は大好きなんですけど、当然こういう曲ばっかりというわけではないのでまだしっくりきてないというか...
正直ウィルコの話とかしたいんですけどね。
Oren Ambarchi / Remedios the Beauty
謎のギターおじさんことオーレン先生です。本業はドラマーなのかギタリストなのかわからない。調性を使いこなせる即興音楽家ほど強いものはないと思ってるんですが、初期のミュージック・コンクレートっぽいスタイルをとってた頃の先生の中では飛び抜けて聞きやすくそして美しい曲です。
分散和音を様々な位置から一つずつ"置いていく"ミニマルな状態から、途中でギターやドラムが入ることでバラバラだった音が繋がれ、メロディーとして意味を持ち始める...という展開が多い中で、この曲は最初からメロディーが流れております。アコギが弾かれるあたりから何とも言えない物悲しさが。
最近はノイズバリバリスタイルだからもうこういう曲作ってないのかなあ。
R.E.M. / Airportman
秋になったらこういう曲がしみてくるので楽しみです。
ブライアン・イーノの「Music For Airports」に似た雰囲気の曲に弱いのかもしれません。リバーブが聞いたピアノとか。
ドライアイがひどいので今日はここまで。無念。