らなる堂

音楽

・教科書を捨てました。

わたくしの学部の教科書は広辞苑なみのページ数かつ非常に巨大なサイズのものばかり使われており、そういう粗大な書物を何冊も買わされたのです。買ったからといって講義で頻繁に用いるわけでもなく(大概の講師は用意したプリントをもとに授業をすすめてましたよ)、家に帰って広げるわけでもなく、学校で勉強するために持ち運ぶにはあまりに不便なので、図書館にも置いてあった全く同じ教科書を借りていた私にとって、本棚に放置された粗大な書物たちはただただホコリをかぶっていくという運命にありました。

研究室に入り、研究内容が専門化したあとはまったく不要となりました。

我が学部の教授の一人は就職したあと、粗大な教科書の一つを読み直して再び学問の道を目指したそうです。すごいですね(棒読み)。わたくしが選んだ学部とか専攻の良いところなんて正直言って単位が取りやすかったくらいしかないですから、僕には一生理解できないようなことだと思います。

粗大な書物たちを捨てにいくのには一苦労しましたが、今ではそのスペースが積みCDの置き場となり百倍くらい有効活用されております。

 

・いろいろと自分を追い込まなければいけないような時期になってきたので辛いです。最近は市販のカフェイン錠剤に頼り切りです。エナジードリンクは効かなさそう(偏見)。こういう時期に入ると些細なことでイラつき、直後に自分の器の小ささに悲嘆するということが多くなります。まあ瞬間芸みたいなもんです。

直近だと夕刻のニュース番組で、深刻なニュースをやった後に大相撲の特集をやるのに激しくイラついたりとか、某民放放送局の珍しい光景がどうのとかいう番組に死ぬほど不快になったりと、どんどんヤバい方向に自分が傾いていってるのをよく感じます。

そういう時は電車の中吊り広告かなんかで見た「激しい怒りは6秒以内に治る!」的なことを思い出して耐えるようにしてました。ただ、アンガールズがこれをネタにした漫才(田中がひたすら山根をイラつかせて山根が怒りを制御しようとするもだんだん制御しきれなくなるみたいな展開でした)をやってたのもついでに思い出してしまう。もうアンガールズで怒りを抑えてるようなものですね。

 

中川家サンドウィッチマンのラジオ番組を何度も何度も繰り返して聞くのをそろそろやめたい。やめたいけどやめられない。

 

・元ハルキストを自称してたくせに「風の歌を聴け」をまだ読んでなかったので中古で買いました。裏表紙には4つも100円の値札が貼られてました。

いきつけのブログさんがこれ読むとビールをいつも飲みたくなると言ってました。確かにビールは飲みたくなりました。気恥ずかしくなるようなことばっか書いてあんなあ〜っていうのが一回読んだ感想ですけど、何度も読めばだんだん馴染んでくるのかもしれません。いまんとこ僕は次の「1973年のピンボール」の方が好きですね(半ギレ)

ただ思ったよりエロ描写が少なかった。十ヶ月のうちに54回もセックスしたという驚異の記録はありましたけど。週一かあ。

 

 


『容疑者、ホアキン・フェニックス』予告編

こんなん誰でも笑うわ