あけましておめでとうございます。
1月中は転職活動で忙しかったことと映画を何本か見たことくらいしか記憶がないです。
午前に面接して午後昼寝して1日が終わる...というような干物のごとき生活を送っていました。
落ち着いたら顛末をぜんぶ書いて吐き出してしまおうと思います。
最近聴いてる音楽のコレ
Ogre You Assholeの出戸さんおすすめの一枚より。名前もそれまで知らなかったバンドだったんですけど、なかなか歴史のあるバンドらしく、この曲が収録されてる新譜も40年ぶりの新作という驚愕の事実。聴いてみると、なかなかポップ風味が聞いた曲ばかりで楽しいです。ステレオラブからクラウトロック風味を抜いたような。1stや2ndがモロに現代音楽を意識した作品だったので、すごい変わりようです。新譜が一番ユーモアがあって聴きやすいというのは面白いですね。
男女混合ユニゾンボーカルの多用などからMPBからの濃厚な影響を感じました。そんな肉体的な演奏の裏にフレッド・フリスのギターが暴れまわったりと前衛風味もしっかりと配合されており、その塩梅が非常に心地よいです。新譜収録の"Spleenetique"はギターバトルっぽい展開もあったりして。
ライブがまた最高です。より肉感的となった演奏だけでなく、他のメンバーが演奏に徹している中、ボーカルVéronique Vincentさんがお絵かきしてたり(CDには彼女のイラストが満載だそうです、ほしい)、詩を朗読したりと自由で楽しいです。
かわいい(小学生並みの感想)
mei eharaさんの2ndアルバムはあまり聴き込んではいないのですが、アレンジ面・作曲面両方で徹底的に研ぎ澄まされていた前作よりもユーモアとか遊びの感覚が入ってきたようであります。しっかりバンドメンバーを招いたことに依拠していることなんでしょうか。相変わらず歌声は美しいですね...
足取りも軽くなるような曲の多い新譜ですが、最終曲の"鉄の抜け殻"にやはりこの方の真髄がつまってるように思います。詩も本当に美しいですね...
Ogre You Assholeがライブ版の「Workshop 3」を配信してくれましたので、早速聴き込んでいるのです。スタジオ版新譜の「新しい人」中心の選曲で、"ありがとう"、"朝"はダブのような音響処理がなされていて異次元感が増しており最高です。また、僕が大好きな"記憶に残らない"も収録されており、出戸さんの心のこもった歌唱もともなってウルっときてしまいます。
「homely」以後の彼らはキーボードを含めた非ギター楽器の比重が高くなっているためライブでどう再現されているのかすごく興味があったんですが、キーボード抜きで非常に陶酔させてくれるアレンジに仕上がっており、聞くたびに様々な発見があります。
...で、問題なのが最終曲の"動物的/人間的"であります。音割れしまくるバスドラ、不明瞭なボーカル、ギターソロに入ると録音マイクの位置すら変わり、まともに聞こえなくなってしまうというまるでブートレグ並の音質。これぞまさにライブ録音であります。その場にいた人しかわかちあえない感動、ダイナミズムがあったんだと思うと苦惜しくてたまらなくなってしまいます。それでもこの曲のエモーショナルさは十分すぎるほどに伝わってくるのです。挑戦的すぎる試みですが、僕は素晴らしいとしか言いようがないです。コロナが収束したら真っ先にライブ行きたくなってしまいました。
某バンドのせいで検索欄に上がりづらくなってしまいましたが、あんなもん聞くんならこっち聞いてください。
髭は演奏面ばっか気にしながら聞いてたんですけど(特に斎藤氏のギタープレイ)、ここ最近になってようやく純粋に曲そのものを楽しめるようになってきました。特に初期のトンガリまくってた頃の曲もすんなり耳に入ってくるようになっていい感じです。サッドコアばかり聴きすぎてた反動なのか、それともようやくゴキゲンな曲が聴ける心境になってきたということでしょうか。Spotifyのアルバム全部聴き尽くせてないので、散歩の途中とかにもっと聴き込んでいきたいところです。
そのほかですと、dip、阿部薫(アルバム一枚だけですが)、山本精一がちょくちょくストリーミングに上がってきたのがうれしい。あとPizzicato Oneの新譜がすばらしい。Pizzicato Fiveはもう別に聞かなくていいんじゃないか...と思うくらい素晴らしいです。
そのかわりキング・クリムゾンとCANが聞けなくなったりしてよくわからない状況になっております。
Spotifyもいろいろロイヤリティについて問題が指摘されているようです。
Spotifyに因縁つけられたミュージシャンの記事がどっかにあったんですが...見つかったら翻訳でもしてみたいと思います。
ありがとうございました。