らなる堂

音楽

無題

朝からこんばんはといった風情です。

徹夜続けてたら単純に昼夜逆転しただけでした

 布団に入ってもすぐ眠れないのがやばいですね

 

一体いつから「一致団結」とか「力を合わせて」という言葉が嫌いになったのでしょうか。自分の協調性の無さはもはや病気ですね。

 

なんか被害妄想というより自棄になってるだけのような気がしてきましたよ。ウフフ。

仏滅バレンタインデエ

がははは。笑わずにいられるかってんだ。もう終わっちゃいましたけど。

こーいう時くらいマイルスのこの盤を聞くべきかもしれませんねえ。

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あえてAll of Youを。

"Four&More"と双璧をなすライブ盤です。だいたいジョージ・コールマンに対して文句がつけられてますが(音色が合わないとか)、わたくしはむしろハービー・ハンコックの両盤でのプレイにまだ面白みを感じられていないというところがあります。全体的に冗長さがあるのは誰もが思うところだと思うんですね。でもその辺が理解できるとまた聞き手として一つ成長できるんでないかという気がします。ホントか?

 

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"Chet Baker Sings"というとわたくし的には「But Not For Me」なんですけど、こちらのほどほどに鬱なMy Funny Valentineもいいです。彼の歌とトランペットには技術を超えた何かがあります。彼のCDの集めにくさはどうにかしてもらいたいものです。

 

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あとはJJ神です。ほんとは"Proof Positive"を貼りたかった。暇があったらCurtis神との比較についても書いてみたいですね。書いてみたいことばっかり。実際書いたためしがないことばっかり。有言不実行。

 

・こないだワウペダルを中古で買ったんですけど、さっそく調子が悪くなりやがったみたいで最悪です。しかしこんなことが起きてもこのケチ性は一生治らないでしょう。

・一年間特に世話にもなってない人々に贈り物を差し上げるということについては百歩譲って良いこととしましょう。なんでそんな高い額でなければいけないのか。誠意は言葉でなく金額というのは野球の世界だけにしてもらいたいですね。

 

今更

スターウォーズ8を見ました。そのうちそのうちと言ってるといつのまにか終わってるということにもなりかねませんので。はい。

感想としてはいい意味で期待を裏切ってくれました。満足です。

カイロ・レンがあんまりにもダメ人間なのでサイコロで5か6の目しか出さない人に見えてきました。彼に関しては「やるな!」と思ったシーンが一つくらいしかなかった。がんばれ。

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以下ネタバレ反転→スノークさんがぱっくりとやられてましたが、彼に関してはもともと全身もしくは顔をホログラムで巨大に見せてたあたり、なんとなく虚勢を張ってたんじゃないかと思ってたので別にそんなにおかしいとは思わなかったです。ステキなお顔が大写しになった時は字幕までちゃんと右側に避けられてました。別にそこまでして見たくはないお顔です。やっぱり無限のパワぁ〜くらい使えないと悪役としてはやっていけないということでしょうか。皇帝は弟子をこき下ろさなかったのということが違いを分けたのかも。そんでまあ暗黒面側は情けない人たちばっかりになってしまったわけですね。でもハックス将軍まで死んでたら在庫処分セールといわれてもおかしくなかったからよかったのかもしれない。ルークの経緯についてはもう少し説明が必要だったかもしれませんが、育成役としても結果を残しましたし、最後でも度肝を抜かれるような技巧を魅せてくれたので、とりあえず某野球板で無能の烙印を押されることはないでしょう。わたくしはヨーダが出てきたあたりでもう泣きそうになりました。ちょろいとでもなんとでも言ってください。

エピソード9が楽しみです。

 

ウィリアム・バロウズ裸のランチ』読了できませんでした。理由は図書館の返却期限です。話の展開がどうこうといった本ではないので、「挑戦してみよう」みたいな気概で挑んでました。ほとんど詩みたいな気分で読んでました。理解しようとせずにただただ文字を追ってるみたいな感じでしたが、ふつうならありえない急すぎる情景転換も次第におかしいと思わなくなってきます。無条件降伏状態?本編の後にあるバロウズによる詳細すぎるドラッグの説明文から先に読むのがいいのでしょうか。ビート文学をわかった気になるんだったら原文を読まねばいけないですね。

 

・三月までがんばりきれるかやっぱり不安です。関係ないけどメガシャキってすごいね。

思考メモ

http://manchesterartgallery.org/blog/presenting-the-female-body-challenging-a-victorian-fantasy/

 

問題提起はいつでも大事なことです。その行為が多くの人々から批判を浴びうるものだということはきっと想定されていたのでしょう。昨今の芸術活動はもはや額縁だけの世界ではありません。ダンボールを運び続けるその様すらも、一人の作家が切り取ればそれもまた芸術らしいのです。我々が目にする形がどうあれ、境界線を探り続ける行為は必要でしょう。

 

今回の一件は何を目的としているのかがわかりにくいところがあります。

とりあえず「肉体を性的なモチーフとして用いるヴィクトリア朝の幻想に満ちた絵画が、21世紀の美術館に展示する作品に値するのか」ということでよろしいんですよね? 

公的な機関が、21世紀の倫理に反したものを展示することに対する問題、もしくは公的な機関が物議を醸しそうな作品を展示をすることで、その作品に権威みたいなものを与えて倫理の問題からの脱却を図ろうとしていることへの問題ですか? 

21世紀の美術館がどのようにあるべきかを問うているのでしょうか?

「美術が現代においてもヴィクトリア朝の幻想に囚われている」ことについての批判でしょうか?

 

 

これからの美術館のあり方を考えることは重要なことです。そのあり方を決めるのはキュレーターであり、学芸員であり、観覧者たちです。注目を促し議論を生み出すには、この一件は非常に効果的であったかもしれません。あくまで議論を生み出すという目的については賛同しうるものだと思います。

しかしながら、議論を生み出す手段としてはあまりにも暴力的なものに感じます。撤去という行為は観覧者たちから、その作品が美術館にふさわしいもの(表現されているものだけでなく、展示方法、配置なども含める)であるかどうかという意見について考える機会すらも奪うのではないでしょうか。キュレーターの一存で(一存でなかったとしても)作品の撤去を決められるというのがこれからの美術館のあり方なのでしょうか。

なぜ撤去されなければならなかったのがあの作品だけであったかについても説明不十分ではありませんか? 

芸術とエロティシズムの関係についてはいろんな人が言及なされているのでパス

表現の自由についても大変難しいのでパス

Sonia Boyceの作品展でどのように扱われるのか見ものです。

 

というか、こんなの映像作品としても中途半端じゃありませんか。やるんなら"幻想"に囚われたルネサンス期の作品は全部撤去します、くらいのインパクトが...もうやめます。ごめんなさい。

抽象

時には憧れていく人に会います。

その人に近づきたいと思います。

いつしかその人の真似をします。

このままでは駄目と気づきます。

その人の一部を掠めとるのです。

色んな一部を溜め込んでいます。

それらをツギハギにしています。

忘れかけるとそれが剥がれます。

また新しいものに代えています。

もう止めるべきと思っています。

中身はどうでしょうか。

空っぽみたいでしょう。

 

パクりまみれの人生で御座います。

抜けられそうに無い生き方です。

How to fight loneliness - Wilco

How to fight loneliness

Smile all the time

Shine your teeth to meaningless

And sharpen them with lies

 

And whatever is going down

Will you follow around

That's how you fight loneliness

You laugh at every joke

Drag your blanket blindly

Fill your heart with smoke

And the first thing that you want

Will be the last thing you'll ever need

That's how you fight it

 

Just smile all the time

Just smile all the time

Just smile all the time

Just smile all the time

 

孤独との戦い方

いつでも笑っていること

意味もなく歯を輝かせて

嘘で歯を磨くこと

 

きっと何かが起こる

君はそれに従えばいい

それが孤独との戦い方

どんな冗談でも笑うんだ

闇雲に毛布を引き出すんだ

心を煙で満たすんだ

君の望みが最優先だ

大事なことは最後でいい

それが孤独との戦い方

 

ただいつでも笑っていること 

とにかくいつも笑っていること 

ただいつでも笑っていること 

とにかくいつも笑っていること 

 

Fill your heart with smokeという一節が好きです。

いつでも笑ってることなんてできません。笑顔の強制ほどイヤなものは無いです。

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだという説もありますが、それはちょっと違うんでないのと思います。

 

Jeff先生にしては平易な詩です。本当は"Via Chicago"に挑戦しようと思いましたが、すでに素晴らしい邦訳がございましたので、一つ前の曲を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、「Summerteeth」の所感について。

今でこそオルタナカントリーの最先端をいく彼らですが、このアルバムはあまりカントリー感はありません。前作ではかなりのフォーク・カントリー愛がありましたが、今作では払拭されております。ドブロもフィドルもスティールギターもありません(担当のメンバーが脱退してます)。強いていえば、"Outtasite (Outta Mind)"のポップ感が強いです。しかし、明るい調子の曲でさえなんとなく切迫した印象を受けます。比較的肩の力が抜けた"Nothing'severgonnastandinmayway (Again)"も躁状態にある気がします、いい曲ですけど。能天気な曲は"When you wake up feeling old"くらいでしょう。

 

ブックレット(あるいはWIki)のパーソネルのところを見ていただくとお分かりかと思いますが、ほとんどの楽器をJeffとJayで演奏しています。なんならJayがドラムの曲もあります。当時のバンドの状況はもはやこの二人が完全に仕切っており、他の二人は立場がなかった、みたいなことが(Wikiに)書いています。Jeffは家族ともうまくいってないみたいなことが述べられております、これは"She's A Jar"で吐露されてますね、もろい家系図という一節が印象的です。

 

色々とボロボロな状況にあったからか、このアルバムはどの曲も微妙に暗い雰囲気があり、とりあえずコレがスゴい!といった曲がない、地味だ、という見方をされがちです。しかしながらこの暗さこそが魅力だと思います。"Via Chicago"が個人的な一曲であります。わたくしは"ぴっちふぉく"があまり好きではありませんが、このアルバムに9.4/10というスコアをつけたことは評価に値します(しかしながら当ブログはリー・ラナルドの非公式ファンサイトですので、彼のアルバムに5.8/10をつけたことは許されざることです)。

 

以上です。