らなる堂

音楽

The Dismemberment Plan - Spiders in the Snow

youtu.be

 

The only thing worse than bad memories 
Is no memories at all 
From the age of 20 to 22 I had five friends 
None of whose names I can recall 
And as I would walk down K Street to some temping job 
As winter froze the life out of fall 
Yeah, I must’ve been having a ball, yeah
Different scene outside your window now 
Same VCR, same cats 
Different people at the very same job 
Similar alley, different rats 
The trash goes out on a Tuesday now 
You got to make a note about that 
Yeah, this time you’re where it’s at 
You can’t say it but I know it’s in there 
You don’t know it but I know that you’re scared 
Obvious, alone —a spider in the snow 
Now you find the very same pit still yawns 
Deep down within the very same gut 
The very same ghosts still seem to haunt you down 
Down those lines you always tried to cut 
You thought you just might need a little change 
And now you find you got nothing but 
How can a body move the speed of light 
And still find itself in such a rut? 
You can’t say it but I know it’s in there 
You don’t know it but I know that you’re scared 
Obvious, alone—afraid to not let go 
You can’t say it but I know it’s in there 
You don’t know it but I know that you’re scared 
Obvious, alone—a spider in the snow

 

悪い記憶よりひどいものはないけど

僕にそんなものは一つとしてない

20から22歳の間に5人の友達がいた

名前は誰一人思い出せない

僕が短期バイトに行くためKストリートを通るたびに

冬が秋を凍りつかせていく

僕はあの時ちゃんと楽しんでおくべきだったんだ

今、君の窓からは違う風景が見えてる

同じVCR、同じ猫

全く同じ仕事に様々な人が就いてる

同じ路地、いろんなネズミ

火曜日の今、ゴミ回収は行ってしまった

君にはそのことを書き綴るチャンスがあった

あの時の君は最高だった

君はそのことを書けない、だけど僕は知ってるよ

君は知らないけど、僕は君が怯えてることを知ってる

どこから見ても孤独なことに ー 雪の中の蜘蛛

今、君は全く同じ穴が大口を開けているのを見つける

全く同じはらわたの間に心の奥底がある

全く同じ幽霊が君に取り憑こうとしているようだ

君がいつも切り落とそうとしていた線を降りる

君は小さな変化が必要だろうと思っていた

そして君はその変化だけを得られたことを知る

どうすれば光の速さで肉体を移動できる?

もう飽き飽きなことに気づくかな?

君はそのことを書けない、だけど僕は知ってるよ

君は知らないけど、僕は君が怯えてることを知ってる

どこから見ても孤独なことに ー 雪の中の蜘蛛

君はそのことを書けない、だけど僕は知ってるよ

君は知らないけど、僕は君が怯えてることを知ってる

どこから見ても孤独なことに ー 雪の中の蜘蛛

フジロック見ました

Youtubeで。

最近の配信技術はすごいですね!

 

・Unknown Mortal Orchestrahttp://fujirockexpress.net/19/p_1737

リーダーのルベン(ルバン?)が太ってて悲しかった...。ギター弾いてる時の鋭い眼光と演奏終了後の屈託のない笑顔が好きだったんですけど、今回は屈託のない笑顔だけが光っておりました。ギタープレイは神がかってましたが。

ドラムのKody(ルベンの弟)の方がよっぽど眼光がギラついてました。

曲目はここ最近のライブと同じように2nd、3rdアルバムからバランスよく取り上げられておりました。1stからはお決まりの"Ffunny Ffrends"だけですね。

印象深かったのは"So Good at Being in Trouble"です。ライブを経るごとにどんどんアウトロのアレンジが変わっていくこの曲ですが、今回はルベンのギターソロではなくトランペットのソロをメインにしたサイケデリックなものでした。これがまたエレクトリック期のマイルスすら思い浮かべさせるもので、かなり圧倒されました。

どうでもいいですけど"Not in Love We're Just High"は曲の一番のキメのとこでルベンにカメラが当たってなかったのが残念でした。

3rdアルバム以降のライブにずっと同行してたキーボード兼サックス兼トランペットを担当してた年配の男性は何者なのかずっと気になってたんですけど、なんとルベンの父ちゃんだったようです。初めて知りました。更にはあのジャック・ホワイトに横取りされた天才キーボーティストが戻っておられ、父ちゃんが管楽器を吹いている間は彼がバッキングを行うことも多く、最高のコンビネーションでした。ベースのJakeさんもニコニコしながら気持ちのいい演奏をしておりました。今回はヘビィな"American Guilt"をやらなかったので彼の超絶プレイを見れませんでしたが、ベースシンセを代わる代わる担当していたり、抜群のコーラスワークを見せていたりと縁の下の力持ち的な存在として存在されておりました。生で聴きたかったなあ(1回目)

 

・American Football

すごい雨降ってましたね。正直3rdアルバムからの1曲目と2曲目は全然記憶にないんですけど、相変わらずのギターワークの巧みさとドラマーの椅子の高さ(もしくはスネアの位置の低さ)に驚きました。3rdの曲はなんとなくメロディーがはっきりしないのよね...とか毒づいてたら"My Instincts Are the Enemy"で熱狂しました。ギターボーカルのマイクさんは裏声に苦戦されてましたが、歌いながら10フレットくらい移動しながらのアルペジオをこなす姿に感動しました。

こちらもリフを弾きながら歌わなければいけないのでとにかく難しそうな"Honestly?"からの"Summer Ends"でまたまた感動しました。これから夏本番だよというツッコミはさておき、雨の音がまた雰囲気を盛り上げてくれ、もうそろそろ秋かあ...という気分に錯覚させてくれました。ビブラフォンが効いておりました。

そしてまさかの"Uncomfortably Numb"を演奏。男女デュエット曲であるこの曲をいつも担当されている女性コーラスの方がなんと今回はいらっしゃらず、2曲目の"Every Wave to Ever Rise"ではベースのおっちゃんが辛そうに女性コーラスのところを裏声で担当されていたので、"Uncomfortably Numb"はきつそうやろなあと思ってたんですが、やってくれるとは。マイクのパートが終わり、さあ女性パートが始まるぞ、どうすんだ、ベースのおっちゃんが苦しそうにまた歌うんかと身構えた時、リードギターの男性がマイクに近づき、歌い始めました。めっちゃいい声やん...(一応ベースのおっちゃんも歌ってましたけど)

最後の混声パートはあともう少しで涙が落ちそうになりました。

続けて1stからの"Stay Home"(アルペジオの連打から必殺リフが現れる演出が最高でした)、3rdからのスリリングな"I Can't Feel You"を経て、十八番の"Never Meant"を演奏してくれました。タンバリンがこんなにも重要となる名曲がかつてあったでしょうか。

全ての音が輝いて聞こえました。生で聴きたかった(2回目)

 

平沢進+会人

座して聴きましたよ。今回は全員ギター装備でした。平沢師匠はおなじみのレーザーハープを謎の振り付けをもって弾き、時にはギターを弾き、時にはMIDIコントローラーを操作、時には背後のミキサーを操作と大忙しでした。フジロックの音響は予てから批判され続け、もはや諦めのレベルにまで達しているようですが(ニコニコ動画のコメント参照)、それなら自分で操作しちゃるというぐらいの完璧さ。その間もあのクッソ音が高い歌を止めることなくこなすという器用さ。さすがです。

面白かったのはアレンジです。多くのフレーズを会人のギターに任せておりましたが、そこはかとなく漂うサーフロックのテイスト。サーフロックは平沢師匠のルーツとして有名ですが、"TOWN-0 PHASE-5"の壮大なサウンドにもしっかりとハマっており衝撃的でした。どうも最近平沢師匠のtwitterでスプリングリバーブについての言及が多いと思ったらそういうことだったんですね(憶測)。会人2人ともジャズマスだったのがまた見栄えしました。さすがにギターアンプは使っておりませんでしたが。

そんなわけで一曲目"TOWN-0 PHASE-5"でもうテンションMAXです。いきなりデストロイギター(平沢師匠がギターを膝蹴りする)も披露。"Archetype Engine"、"Nurse Cafe"の荘厳なアレンジでも度肝抜かれまくりでした。

怪曲"夢みる機械"では平沢ワールド全開でした。(運搬がさぞかし大変だっただろうと勝手な想像をしてしまう)巨大な電気発生器が唸り、会人がギターソロを弾き、平沢師匠が所狭しと動き回る。なんか音楽を超えたものを見ました。

凝りに凝ったスクリーン映像も含め、とにかくすごいものを見たとしか言いようのない演奏でした。こりゃ入信者も増えるわ。

曲目はコアなファンから見れば割と有名どこを揃えた感じなんでしょうか?さすがに"世界タービン"はやってくれませんでしたが、数多くある作品からバランスよく選曲された感じがします。

そして最後には"白虎野"を。やってくれたらいいなあ〜とずっと思ってたんでもう感動でした。今敏監督の追悼の意も含まれているのでしょうか。

Youtubeじゃアンコールは見れませんでした!生で聴きたかった!(3回目)

 

あと最後にキュアーも見たんで、そのうち書きます。

 

 

American Football - Uncomfortably Numb

youtu.be
Sensitivity deprived
I can't feel a thing inside
I blamed my father in my youth
Now as a father, I blame the booze
I have become uncomfortably numb


Whose ugly side is the ugliest?
Sensitivity deprived
All my sympathy prescribed
(Whose hands are tied to a contortionist?)
I used to struggle in my youth
Now I'm used to struggling for two
I have become uncomfortably numb


The lessons
(The lessons)
Are so much
(Are so much)
Less obvious
The further you get from home
(The further I get from home)
How will you exist
(How will I exist)
Without consequence?
I'll let you know


(We were gentle to begin
When I pushed you around to break you in
Now whenever I try to be clear with you
I only end up feeling see-through
I've tried, but you've won
Comatose, like father like son)


The lessons
(The lessons)
Are so much
(Are so much)
Less obvious
The further you get from home
The further I get from home
How will you exist
(How will I exist?)
(I don't want to know)
Blacked out, protected
I just want you home
I'll make new friends in the ambulance

 

感覚を失っている

人の心を感じることができない

やんちゃな頃は父を呪っていたけど

今は一人の父として、酒を呪うよ

不快なしびれに陥ってしまったんだ

 

誰の醜い側面が最もひどいのだろうか?

感覚を失っている

自分への同情を全てつぎ込んだ

誰の手が曲芸師と縛り付けられているんだ?

やんちゃな頃はよく苦悩していたけど

今は二人分の苦しみを抱えるのが普通になった

不快なしびれに陥ってしまったんだ

 

教訓はちっとも理解できない

あなたが家から遠ざかるほど

(私も家から遠ざかっていく)

あなたはどうやって生きていくのかな

(私はどうやって生きていくのかな)

このツケを無しにして?

あとで教えてあげるよ

 

(私たちの始まりは優しさに満ちていた

言うことを聞かせようとあなたを振り回した時だって

今はいつだってあなたからの許しを得ようとしている

結局私には何もかも見えてしまっていたから

私は挑んだけど、あなたはたどり着いてしまった

昏睡状態、血は争えないということ)

 

教訓はちっとも理解できない

あなたが家から遠ざかるほど

(私も家から遠ざかっていく)

あなたはどうやって生きていくのかな

(私はどうやって生きていくのかな)

このツケを払うことなくして?

(知りたくないよ)

真っ暗だ、どこかに保護されたんだ

あなたには家に帰って欲しいんだ

僕は新しい友達を作るよ

救急車の中で

 

エモの始祖と言われているアメフトの曲です。ぼくにはあんまりエモというジャンルに良いイメージが無いんですし、ジャンルの定義がまったくもって不明瞭なので困ります。なんとなくシカゴ音響派との共通点を感じたり感じなかったり。

で、この曲なんですけど、重いですね。前作も浮気癖の男とか恋人への恨み、どうにもならない自分への失望など重いテーマばかりですが、この曲はそれに輪をかけて重い気がします。

詩を読めばなんとなく掴めるでしょうけど、恋人との関係に嫌気が差して酒に逃げた...だけでなく、父親に対するコンプレックスもそれとなく投影されており("Comatose, like father like son")、より問題がこじれております。逃げ道がないどうしようもなさ。エモってこんなろくでなしについて歌うようなジャンルだったの?と思ってしまいます。最後のフシ("I'll make new friends in the ambulance")にはため息しか出ません。

 

アレンジについてコメントいたしますと、アメフトのわりにはギターワークはかなりシンプルです。ずいぶんシンプルなアルペジオですね。変拍子もありません。明確なアメフトらしさを醸し出してるのは右チャンネルからのハーモニクスによるフレーズとトランペットくらいでしょうか。

 

つい最近ライブの映像が挙がっておりましたが、こういう場所で録音したんだからしょうがないとはいえ、ちょっとしょぼい感じがしました...リバーブがかなり曲の雰囲気を作ってることがわかりますね。

youtu.be

 

ピンク・フロイドの名曲との関連性ですか? 正直わかんないです...

 

和訳を読んで無理やり対比させてみると、"Comfortably Numb"が薬物による昏睡・昏迷状態の中で子供時代の思い出やらトラウマがフラッシュバックすると同時に忘却・抑圧(克服した感じはなさそう)へ至ります。しかしその記憶は「熱が出て手が恐ろしく腫れた」という内容であり、非自己の存在はありません。

そして、非自己によりもたらされた"Numb"により、その記憶からの解放が歌われるのです。

 

"Uncomfortably Numb"では、過剰な飲酒(たぶん)により、父親に対するコンプレックスや恋人との確執(?)の忘却・抑圧を図ろうとしています。どちらも少なからず非自己に起因するものです。自己によりもたらされた"Numb"は何の解決にも至りません。PVでは恋人来ちゃってますし。一時的に問題が見えなくなるだけです。

 

"Comfortably Numb"は希望すらも感じさせますが、"Uncomfortably Numb"は絶望的です。"Comfortably"と"Uncomfortably"の差は当然ながら大きいわけです。

 

とはいえ、"Comfortably Numb"の薬物の効果も一時的かもしれませんからどうとも言えませんけどね...

とにかく比べてみると面白いです。

書きたくないのにしょうがなく書いてるわけではないです

あ”あ”ーーーパソコン...というかプログラミングってなんなんでしょうね

セグメンテーション違反とか意味わからんわ

解決策がちっともわからん

 

・King Krule について

youtu.be

よくアマゾンのサジェストに出てくるんでアルバム聞いてみたんですけど、めっさ暗くてなんだかよくわかんなかったんでしばらく敬遠してたんですけど、

youtu.be

このライブ映像見てからだいぶ印象が変わりました。すごい才能です。

ジャズとかヒップホップの影響を色濃く受けてることがわかりますが、根底にあるのはパンクなんだろうなあという気がします。野性味溢れるシャウトが良い。

ライブだとビートがいやが応にも強調されるので多少なりともわかりやすくなるわけですが、2ndアルバムのダークさはものすごいです。これでパンク味がもっと強かったら後期トム・ウェイツになりそうなんですが、ジメジメとした編曲が救いようのない暗さを醸し出しています。ポーティスヘッドといいイギリスはなぜこんな暗い音楽が売れるのか。面白いです。

 

・ラジオについて

Youtubeには毎週木曜日放送の"清水ミチコとナイツのラジオビバリー昼ズ"が大量にアップロードされております。陰気な音楽聴いて落ち込むよりはラジオでも聴いて作業してた方が良いということもありここんとこずっと聴いております。2016年以前の放送分はほとんど挙がってないので残念でしょうがないです。最近の放送も面白いんですけど土屋さんの謎かけコーナーはそろそろ終わっていいんじゃないでしょうか...と塙さんみたいなことを言ってみます。

清水ミチコのものまねもたくさん聞けます。ラジオだけじゃ物足りなくなり、まさかと思ってSpotifyでアルバムを検索してみたらありました。2作だけでしたが。

 

中原昌也「死んでも何も残さない」

ノイズ音楽家の中原氏の本です。そんなにこの人の音楽を聴いたわけではないのであまり詳しくは語れませんが、エフェクターマニアとしては聴いててたくさん興味深い音が出てきて面白いです(あとメルツバウとかと違って割と耳に優しい)。ノイズを演奏しはじめたことについても「楽だったから」ということらしく、変な理屈っぽさとか理論武装みたいなとこが無いのが好きです(某大御所ノイズ音楽家は「フリージャズ演奏してもつまらないから」とか言ってましたけどそれってただ技術がなくて演奏できないってことじゃないですかねえ)。なにかにつけては「最悪」「どうにもならない」とゴネてらっしゃいます。良い意味で正直なんですねこの方。まだ小説は読む気になりませんが...

 

 

牛を殴れ

・研究がひと段落ついたら今使ってるソフトウェアのマニュアル(?)でも作ろうと思っています。真面目にやってる方々からは間違いなく顰蹙買うと思いますし、そもそも需要があるのかどうかすらわかりませんが、自分がやってたことの記念みたいな感じのものを作りたいという気があるのです。

...というかまず僕自身がプログラミングができないんで、とりあえず問題点だけ羅列して誰かに直してもらうという他力本願寺なところが一番大きいんですけどね。フォーラムサイトに相談するのも手なんですけど英語が苦手なので

 

・モジュラーシンセが面白いです。フリーソフトのVCV Rackっていうのがあって(https://vcvrack.com/)、パッチケーブルをぴこぴこ繋げるあの感覚を擬似的に味わえます。シンセのシミュレーターもかなり本格的ですし、しっかり音も出ます。なにより動作が快適ですばらしい。

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まだまだ勉強中なんで、機材に振り回されている感じがありますし、全然音楽になってないんですけど、多少モノにできたらSoundCloudになんかアップしてみたいです。

 

・去年までのバイトで稼いだ金をほぼエフェクターにつぎ込んだせいで金欠に苦しんでおります。しかも中古品ばっか買ってたんで、だんだんボロが出始めているものもでてきました。コンプレッサー(BOSS CS-3)がディストーションになった時はもう笑うしかありませんでした。

 

Spotifyくんが「去年の夏聞いてたプレイリスト」を作ってくれやがったんですけど、今年聞いてる音楽と何ら変わりなく悲しかったです。でもP-MODELは今年はあんま聞いてないなあ。ちっとも夏の気分になれんよ。

 

・以下、最近の音楽感想文へ。

 

Little Feat / Dixie Chicken 

youtu.be

精神的に余裕が出てきたからかわかりませんけど、Little Featが最近しっくりくるようになってきました。個々人の演奏に集中しても結構聞きごたえがありますし、スライドギターの参考にしたいということもあり、聞く機会が増えております。ようやく鈴木茂先生のルーツがつながったというか。

 

松任谷由実 / COBALT HOUR

youtu.be

「特許」とまで言われた茂先生のプレイはこちらで。いつもよりそうとう歪ませて演奏されてらっしゃる。

 

ジョンスコ先生の、演奏中に「O」の字で口を開ける習性は有名ですが、

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茂先生は「E」の字でしょうか。

 

Neil Young / Harvest Moon

youtu.be

叔父と会うとよくニール・ヤングの話をされるんですけど、私は"Harvest"のあたりをちょろっと聞いた程度でいつも申し訳なく思っています。ブートレグの話(一音だけフィードバックノイズが入るのが残念だ、とか)などを熱く語ってくださるんですけど、いつもサンドウィッチマン富澤たけしの「ちょっと何言ってるかわからない」のフリの前のテキトーな相槌みたいな相槌しか打てないです。この曲は大好きなんですけど、当然こういう曲ばっかりというわけではないのでまだしっくりきてないというか...

正直ウィルコの話とかしたいんですけどね。

 

Oren Ambarchi / Remedios the Beauty

youtu.be

謎のギターおじさんことオーレン先生です。本業はドラマーなのかギタリストなのかわからない。調性を使いこなせる即興音楽家ほど強いものはないと思ってるんですが、初期のミュージック・コンクレートっぽいスタイルをとってた頃の先生の中では飛び抜けて聞きやすくそして美しい曲です。

分散和音を様々な位置から一つずつ"置いていく"ミニマルな状態から、途中でギターやドラムが入ることでバラバラだった音が繋がれ、メロディーとして意味を持ち始める...という展開が多い中で、この曲は最初からメロディーが流れております。アコギが弾かれるあたりから何とも言えない物悲しさが。

最近はノイズバリバリスタイルだからもうこういう曲作ってないのかなあ。

 

R.E.M. / Airportman

youtu.be

秋になったらこういう曲がしみてくるので楽しみです。

ブライアン・イーノの「Music For Airports」に似た雰囲気の曲に弱いのかもしれません。リバーブが聞いたピアノとか。

 

 

ドライアイがひどいので今日はここまで。無念。