らなる堂

音楽

新卒で転職①

もう自業自得というべきか自分の読解力のなさというべきなのかわからんのですが、自分だけ入社が遅れた状態となってしまい、それにプラスして色々と問題が発生したこともあってメンタルがボロボロになりかけてます。

そんな状態で連日のコロナ報道ですから。こないだまで余裕感すらあったのに体温計測ったら37.7℃で絶望した夢を見たとか自分が感染源になるんじゃないかとか入社後「遅れを取り戻してもらわなきゃいけないから他のやつより何倍も頑張んなきゃな!」とプレッシャーを与えられたりするんじゃないかという被害妄想なのか過剰不安なのかよくわかりませんがそういうのがドーッと押し寄せています。

考えてもしょうがないのにね。

 

これは4月11日のわたくしの日記です。

ほんと考えてもしょうがなかったです。

転職しちゃうんだから。

 

わたくしが新卒チケットを無駄にした要因はふたつです。

・「とりあえずでっかいメーカー入っとけばなんとかなるし他人に見栄やら安心感も与えられる」という悪性大手病

・一年間僻地で暮らしてきた経験もあるんだから地元から大きく離れた場所でもなんとかなるだろうという末期自信過剰中毒

 

赴任して1ヶ月くらいは自分が住んでいるとこが地元と大して変わらない程度に発展しているということをずっと自己暗示し続けておりました。無理がありました。

それでもいきなりハードルの高い状態からでもなんとか順応しようと努力はしました。

 

しかしながら、わたくしが入った会社(というか工場)の環境はとんでもないものでした。

 

①会社の周りが田んぼとお山で囲われてて通勤バスを40分乗り継がないと行き来ができない

帰りの通勤バスが1時間に1回しか来ないんです(つい最近同期と話したらなんとそこから更に本数減ったそうです)。こんなんならまだ通勤ラッシュに揉まれてる方がマシだと始めて思いました。いや通勤ラッシュも避けたいものですが…

1本前のバスを逃し、日暮れゆく空と闇に呑まれていくお山を見ながら次のバスを1時間待ったということもありました。

まあ〜でもそんな会社いくらでもあると思います。

 

②内部に明らかな問題や欠陥を抱えているのにそれに対し改善やら改革が進まない

よくある現場猫の世界です。現実と理想は乖離しているというものです。

それなのに生産量を上げるために工場の規模を拡大させようという暴挙に出ちゃいました。

…先輩社員の話を聞くとこの会社はさまざまな内部の問題を放置したまま規模の拡大を行うことを繰り返してきた歴史があり、製造機械の仕様・規格を画一化するなどの効率化を後回しにして目先の数字を追い続けた結果、古い仕様と新しい仕様の機械が混合した、まるで違法建築のような歪な状態が出来上がったようです。

この状況、どのように対応するか。

人力です。

古い機械と新しい機械、一つ一つに対してその仕様にあった操作の指示やメンテナンスを行わないといけません。あらゆる仕事を行う上でこの仕様の不一致が壁のように立ち塞がり、仕事を行う上での障害となっていました。

後述しますが、この会社の残業時間は殺人的であり、これを反省したのかここ数ヶ月になってようやく仕事の効率化に乗り出したようですが、こうした根本的な原因が変わらない限りどうにもならないでしょう。

大体の人はこの問題に対して諦めという思考をもって対峙しています。

強い熱意を持ってこうした問題を解決しようとする人もいます。大概うまくいきません。なんででしょうか。

 

③人格破綻者が点在してる

あらゆる理由はこれに通じるかもしれません。

僕の配属された部署は幸いにも一人を除き豊かな人間性を備えた方ばかりでした。

しかしながら、そうした方々の遠慮やら好意につけこみ明らかに不条理な対応、不当な扱いを行う者が多かったのです。

 

「誰かがある問題を解決しようと考える」

「問題解決に必要な関係者Aに協力を呼びかける」

「関係者Aが協力の意思を示してくれる」

「関係者Aが難色を示す」

「関係者Aが既にケンカ腰になってて応じる気なし」

書いてて訳わかんないんですけど、こういう事態が生じた話を耳にしてしまいました。

 

会社という共同体にいる以上、対人関係で問題が生じることはいくらでもあるでしょう。不可解な思いをすることはいくらでもあるでしょう。難色を示されたら引き下がることだって必要なことです。

ケンカ腰って何???????????????????????

 

あらゆる共同体は人格破綻者でなければ上にのし上がることはできないのかもしれませんね。よく勉強になりました。

 

ただ、こんな会社全体に対しての問題だけであればわたくしはまだなんとかなってたかもしれません。

 

つづき→